書いた人:木村郁子
2020.12.15
おいしそうな大根を見つけたら、大根が安かったら、ぜひ作ってほしいぜいたく漬け。今の時期のご飯のお供に最高。甘辛っくてポリポリした食感が特徴です。
最初に出会ったのは福島県棚倉町のお寿司屋さん。寿司の脇の小鉢にちょっと盛られた漬物が美味しくて、おかみさんに聞いたら快くレシピを教えてくださいました。
その後、採れた大根で農家のお母さんたちがよく作る、冬の代表的な漬物だということが判明。
なぜ「ぜいたく漬け」という名前なのか。調味料をたくさん使うからという理由のようです。甘さもたくさん加えます。砂糖ではなくザラメを使うことでさらっとした仕上がりに。
では、都会の家庭用に少量でつくってみましょう。
まず大根とにんじんはいちょう切りにします。歯応えをよくするためあまり薄く切らないように5ミリを目安にします。
調味料を全て鍋に入れて煮立たせます。
いちょう切りにした材料に、熱くした調味液を上からかけます。
こんな感じ。
重しをします。今回は皿で代用しました。
味をみましょう!
一晩たって重しをとったら出来上がりです。酢が入っており、冷蔵庫に入れておけば1ヶ月ほど持ちます。
いざ作ってみれば簡単!
なお、調味料に鷹の爪を加える方もいます。作りながら好みの味を見つけてください。
木村郁子
合同会社ふくわらい代表。横浜から月1回、福島県棚倉町に通っています。棚倉町で見つけた食べ物の魅力を「普段着のごちそう」として記録しています。
合同会社ふくわらい