旬の山菜・無農薬野菜とこだわり豆腐セット
wild vegetables and tofu

福島県棚倉町

書いた人:木村郁子

2020.06.01

Story

おうち時間が楽しくなる、旬の山菜、無農薬野菜と豆冨類がはいったおまかせセット。福島県棚倉町の豆腐屋さんと隣町の農家さんがタッグを組んで販売し好評です。

その魅力は生産者の生き様がすてきで、最高に健康的で、食育にもなるところ。棚倉町応援大使として魅力をお伝えします。

5月最初のセットは合計11品。時々の旬をお届けします。

このセットは、福島県棚倉町の「大椙食品」と隣の塙町の「ロックフォレストガーデン」の2人の若き生産者がコラボしました。

まず大椙食品は創業明治34年の豆腐屋さん。この時代に 町の豆腐屋さんを継ぐことは一つの挑戦なのです。 グラフをご覧ください。 豆腐屋の数は下がっています。機械化がすすみ、安い豆腐がスーパーにならぶようになったからです。そんななか、お父様の後を継いだ大椙広さんは製造卸のモデルを転換し2016年に直営店舗をあえてオープン。

次々に新しい豆腐を生み出し、最近は夜明けの時間に豆腐づくりを体験する「夜明け豆冨」をやり始めた。この豆腐界で貫くロックンロールぶりを心に刻んでいただきたい!

次に塙町の鈴木良幸さんも30代の若き農家です。「ロックフォレストガーデン」は広い里山を生かして、生態系をこわさず、自然の循環システムのなかで花や木や野菜を育てるオーガニックな農業を追求しています。鈴木さんはお父さまとは違う、自分なりの農業のあり方を模索中。 畑には雑草も生えていて素人にはどれが野菜かわかりません。 桜の時期は全体が桃色になるそうで、人々に訪れてほしい、とのことです。

・そんな二人がつくるものは、こだわりがたくさん。

例えばおからドーナツ。おから・豆乳・豆腐がはいり甘味はきび砂糖。体に優しくほっとする味。トースターで焼くと旨さ倍増。お子さんと食べるおやつにも好評です。

例えば、青豆寄せ豆腐、 2016年全国豆腐品評会東北大会で金賞を取りました。なめらかな口ざわりの青豆豆腐は「料亭の味」とお客様からおほめの言葉をいただくことも。 

そして、バジルde青豆豆腐。青豆豆腐に乾燥バジルをたくさんいれています。こんなにもお酒があう豆腐を知りません。塩とオリーブオイルで召し上がっていただきたい、大人の豆腐。

無農薬の野菜は野生の勢いがある味です。味も色も濃い。スーパーの野菜に慣れていると、舌がびっくりします。 逆に山菜はやわらかくて優しい味がするのは気のせいでしょうか。

・セットには発見がたくさん!

厚みが2.5センチくらいある、分厚い油揚げは初めて。思わず、油揚げの作り方を調査。

美しいもえぎ色の青豆のおからも初めて見ましたし、タケノコにオスとメスがあることもはじめて知りました。

セットには添えられていた八重桜の花を、チラシずしに散らした方も。。。やってみようという意欲をかきたてます。お子さんと一緒につくれば、食育にもなりますね。

良質なタンパク質やイソフラボンを含む豆腐類と、無農薬で育った野菜や山菜。超ヘルシーで、これだけの量。送料込み3240円はお買い得です。

お野菜とお豆腐類は季節によっておかませになりますのでその点はご容赦ください。その時の自慢の品をお届けします。

木村郁子

木村郁子

合同会社ふくわらい代表。横浜から月1回、福島県棚倉町に通っています。棚倉町で見つけた食べ物の魅力を「普段着のごちそう」として記録しています。
合同会社ふくわらい

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