芋がらと人参の煮物
simmered dried taro stems and carrots

冬の料理

書いた人:木村郁子

2020.01.25

Story

福島県棚倉町の野中さん夫婦に芋がらの料理をごちそうになった。芋がらは里芋の茎を寒風に干して乾燥させたものだ。

芋がらには赤がらと青がらがあり、こちらは赤がら。特に手前は八頭の赤がらである。

まず野中和子さんが作ってくださったのは芋がらと人参の煮物。地域の特産である蒟蒻も入り、芋がらのシャキシャキした食感が引き立っている。薄味で箸が進む。

作るにはまずは芋がらの下準備をしよう。1時間程度水につけてあく抜きをする。こんな紐のようなものが美味しい料理になることに最初は驚く。

戻した芋がらをたっぷりのお湯でゆがき水気を絞っておく。他に用意するのは人参、油揚げ、こんにゃく。まずは材料を同じ大きさに切りそろえる。次にフライパンにサラダ油を熱し材料を炒め、調味液を入れて煮たら完成だ。

今回は野中さんがレシピを起こして下さったので分量を掲載します。芋がらを食べたことがない人にはぜひこの煮物から試してほしい。

《材料》(3~4人前)
芋がら     15g
人参     中1本
油揚げ     1枚
こんにゃく   1丁

サラダ油  大さじ2
しょうゆ  大さじ2
てんさい糖 大さじ2
酒     大さじ2
みりん   大さじ2
だし汁   カップ1

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simmered carrots and dried taro stems(Imogara)

Imogara in Japanese is dried taro stems which have crunchy texture.Before cooking,you need to soak them in water for about an hour. Ms.Kazuko Nonaka in tanagura town,Fukushima prefecture made me simmered carrot and Imogara.
Ingredients are carrots, konjac, Abura-age(deep-fried bean curd) , and Imogara.Cut the ingredients into the same size, saute them, add the seasoning, such as soy sauce,mirin,sake and sugar,and boil them.

木村郁子

木村郁子

合同会社ふくわらい代表。横浜から月1回、福島県棚倉町に通っています。棚倉町で見つけた食べ物の魅力を「普段着のごちそう」として記録しています。
合同会社ふくわらい

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