書いた人:木村郁子
2020.09.30
以前、こちらでご紹介した福島県棚倉町の孫助耕房の竹べら。好評だったので今回は孫助耕房の商品を愛用している方にインタビューに行ってきました。
中西美里さん。野菜ソムリエの資格を持ち、長らく飲食店にも勤めていた経験があり、4人の女の子の母親でもある中西さんは料理が大好き。お母さん歴25年で誰かのためにご飯をつくるのは全く苦にならないんだとか。
そんな方が棚倉町の孫助耕房の商品を愛用してくださるのが嬉しくて、中西さんの遊び場にお邪魔してきました。
見せて頂いたのは、たくさんの木の調理器具。
木がキッチンにあると可愛いからと木の道具が好きで、杓子、しゃもじ、トング、ホイッパーなど、たくさん集めているそうです。各地に旅行に行った時に買ったり、骨董市でイギリス製のアンティークを衝動買いしたり。
特に愛用しているのは竹のトングと、もちろん、孫助耕房の竹べらとバターナイフ!
その竹べらとバターナイフを使って、昼ご飯を一緒に作ってご馳走になりました。メニューはジャジャー麺と手作り焼売です。
「ヘラ、使いごごちはいかがですか?」
「いいですよ。テフロンやホーローの鍋を使っていても、傷がつかないのがいいですね。あと、私が使っているのは40センチ程の大きいサイズです。大鍋で料理をすることも多いのでヘラが鍋に沈まないのがいいですね。ヘラを入れてそのまま鍋に置いておけるので便利です。」
よかったー、一安心。大きい鍋を使われる方は大きいヘラが便利です。
ジャージャー麺のタレを作っています。
ジャジャー麺、出来ました。さすがの手際の良さです。
次に焼売です。
「バターナイフの方はこうやって焼売や餃子を作るのに使っています。具をすくうにも形を整えるのにもちょうど良いです。子供達もよく使って手伝っています。あと、ジャムをすくう時にもこれはいいですよ。ただ硬いバターだと切れないことがありますね。」
なれた手つきで焼売を包み、蒸し器で10分程度蒸します。
おしゃべりしている間に出来ました。
さあ、ジャジャー麺と手作り焼売でお昼ですよー!
美味しい。味付けが絶妙でした。こんな風に料理好きの方に日常的に使っていただけて、本当に嬉しいです!ごちそうさまでした。
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孫助耕房はヘラとバターナイフの他にも手作りゆえ色々な形が出来ます。ぜひご相談ください。
木村郁子
合同会社ふくわらい代表。横浜から月1回、福島県棚倉町に通っています。棚倉町で見つけた食べ物の魅力を「普段着のごちそう」として記録しています。
合同会社ふくわらい